2012年5月24日

自転車乗りの腰痛対策(その1)

私の周りでスポーツサイクルに乗っている人は、結構な割合で腰痛を患っている人がいます。かく言う私も10年に渡って腰痛に悩まされ、最も酷い時はヘルニアが発生して歩くことができなくなることもありました。

今回と次回は私の腰痛対策について書いてみようと思います。腰痛に悩んでいる人は参考にしてみてください。

私の腰痛の症状

私の腰の痛みはちょうど腎臓の下辺りのに痛みが生じます。痛みの質としては、ズキン!と響く痛みと、連続した痛みの両方があります。油断していると「イテ!!」とか、声が出てしまう程度の痛みです。

痛みは乗車中よりも、次の日の朝や仕事中などに発生することが多かったです。また、くしゃみをすると、一瞬だけ筋肉に力が入って激痛が走ることもあります。

この状態を数カ月続けていると、そのうち腰痛がヘルニアっぽくなってきて、足が痺れてきたり、ズキン!といった痛みが出て痛みで気を失ったり、危険な状態になることもありました。

腰痛の原因

スポーツサイクルに乗る場合は、足の筋肉ばかりを意識してしまいがちですが、意外と背中や腰の筋肉も重要だったりします。

皆さんは、初めてスポーツサイクルに乗った時に、手が痛くなったことがあると思います。これは、手の皮が薄いせいではなく、手に上半身の体重をかけ過ぎているために起こります。

手の痛みは前傾姿勢に慣れて上半身の体重を背中と腰で支える事ができるようになると治まります。これは背中の筋肉を使って体重を支える事ができるようになるためです。

上半身を支えるのは意外と筋肉を使います。特に自転車の場合は同じ姿勢を取り続けることが多いので、腰の筋肉に対する負荷も高くなります。

筋肉が疲労して硬くなってくると、前屈するのが辛くなります。例えば、長時間自転車に乗った後に家で靴を脱ぐ際に腰が痛む場合は、腰の筋肉が疲労している可能性が高いです。


腰痛対策は次回へ。

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