2010年7月25日

僕の夏休み@金比羅尾根

本日(7/24)もMTBで金比羅尾根へ。先日、タイヤをパンクさせて十分に乗れなかったので、リベンジという事で。

本日の機材
いつものSurly 1x1を投入。玄武さんから連絡があって、ニューバイクが完成したそうな。来週にシェイクダウン予定。えっへっへ。夏に間に合った!!これで、シングル・フルリジッドの生活ともオサラバできる!

今回は、先週のライドでタイヤのサイドウォールを切ってしまったので、新しいタイヤを投入。今回投入したタイヤはKENDA Excavator 2.1 DTC。フリーライド系のタイヤの中では、グリップ力よりも転がり抵抗を重視したモデルになる。タイヤのグリップ力は Nevegal DTC > Blue Groove DTC > Excavator DCTの順番だそうな。ブロックパターンはこんな感じ。かなりゴツい。
本日の金比羅尾根
金比羅尾根のコンディションは、ドライでもなくウェットでもない、完璧なコンディションだった。ハイカーも5人にしか合わなかったし。ただ、気温が高くて風もないので、汗がハンバじゃない。脱水症状にならないように大量に水を飲んだので、4時間で3リットルほど飲んでしまった(これが後々のトラブルを招くのだが…)

金比羅尾根では、先週に出会ったMTBerにまた遭遇した。つーか、別のパーティにも遭遇したし、面子が固定されてしまった感じだ。皆さんMTBが好きなんだなぁ。やっぱMTBっていいよね。

KENDA Excavatorのレビュー
KENDA small block eight 2.1 DTCと比較して、Excavatorは、
  • 直線での漕ぎは圧倒的に重い。反面、ブレーキは圧倒的に利く。
  • カーブでのグリップ力十分信頼性がある。DTCの恩恵を感じやすい。
  • タイヤの実際の太さはsmall block eightと変わらない。
要するに漕ぎが重くて、ハイグリップだということ。特に、カーブでの安定性は圧倒的にExcavatorが上。それに、ブレーキが生み出した制動力を確実に地面に伝えている感じがする。small blockのときは、ブレーキをしたときにタイヤが逃げる感じがして、ブレーキに対してタイヤが負けている感じがした。正直、金比羅尾根程度のダウンヒルならば、オーバースペックかもしれない。

1点だけ注意。通常、タイヤにはオゾンや紫外線による、ゴムの劣化を防ぐためのワックス成分が含まれている。初めて使うタイヤは成分が表面に寄っているため、グリップ力が劣るそうだ。今回も、走り始めはあまりグリップしなかったが、しばらく乗っているうちにグリップ力が増えて来て、安心してブレーキを引く事ができるようになった。ちょっとビビったぞ。

さぁて。来週は新バイクのシェイクダウンだ。シェイクダウンは、金比羅尾根にするつもり。シングル・フルリジッドと比較してどうなるかが凄く楽しみだ。調子こいて怪我をしないようにしないと。

2010年7月23日

キャメルバッグのチューブの栓

キャメルバッグのハイドレーションパックに付属する飲み口は、ちょっとした衝撃で水が漏れやすい。先日も電車の中で荷物を網棚に置いた拍子に漏れてしまい、頭から水を被ってしまった。そんなこんなで、何とかならないかなと思っていたら、先週山に行ったときに出会った人に、ハイドレーションパックの飲み口に栓をするオプションがあることを教わった。で、買ったのがコレ。
800円なり。安っぽいよなぁ。どう考えたって400円だろう。

2010年7月21日

タイヤが裂けてた

先日のトレイルでのパンクで、タイヤのサイドウォールが1.5センチくらい裂けてしまっていた。シングルフルリジッドだから、そんなに飛ばしてるつもりはなかったんだけどな。つーか、パンク修理してるときに気づけよ、俺!
とりあえず、裏からタイヤチューブの切れ端でも貼付けて、街乗り用として使うつもり。山用には、KENDA Blue Groove 2.1 DTCでも入れるか。前後で12000円か。ハンドルバーを変えようと思ってたけど、来月に持ち越しかな。

そもそも、今期は機材の故障が多すぎる。クランク死亡、チェーンリングボルトの脱落が2回、フロントブレーキのゾンビ化、フリーホイール固着、サイドウォール切れ、パンクが4回。半年でこれだけの消耗かよ。なんだか泣けてくるわ。MTBってコストパフォーマンスが悪い趣味かも。まぁ、新しいパーツを買う言い訳になるから半分は嬉しいんだけどね。

2010年7月19日

梅雨明け?ライド@金比羅尾根

海の日の3連休。この時期に「国民の祝日」を割り当てた役人様は天才だと思う。なぜなら、7月の後半は、梅雨が終わり、小中学生は夏休みに入り、夏のボーナスの時期でもある。誰だって、これだけ条件がそろってしまえば遊ぶだろう。残念ながら、気象庁の発表によると、関東地方の梅雨は開けていないらしいが、天気予報を見ると、完全に晴れるようだったので、バイクに乗る事にした。行き先は、先日マッドコンディションで苦労した、金比羅尾根にした。

本日の機材
新しいバイクがまだ納品されないので、Surly 1x1を投入。金比羅尾根程度ならば、問題は無いだろうと判断。ギア比は2.0。登りは絶望的だが、登り返しは根性で何とかなるだろうと。さすがにフルリジッドにも慣れて来たので、丁寧に抜重をすれば、多少のギャップなら降りなくても全然問題イケる。

先日の高水山のライドで不調だったフロントのディスクブレーキだが、ディスクローターを掃除、パッドの掃除、ピストン掃除&調整、フルード交換で、何とか普通に走れるくらいになって来た。多少の不安は残っていたが、とりあえず今の機材で行く事にした。

始発で武蔵五日市へ

朝の3時に起きて、自宅を出発。東京駅から4:37発の中央線快速 - 高尾行きに乗る。電車はもちろん座れたが…意外と徹夜で飲んでいた(らしい)人が沢山乗っていて、電車の中がゾンビだらけになっていた。立川で武蔵五日市行きに乗り換えて、武蔵五日市には6時過ぎに到着。そこから機材を準備して、7時前に行動を開始した。

日の出山下にて

いつものように、舗装路からのアプローチを仕掛ける。前半は登れるが、後半は完全に押しになる。ひたすらバイクを押して8時頃に日の出山下の分岐点に到着した。

分岐点では、後から登って来たMTBerと機材の話で盛り上がる。彼のバイクはEllsworthのフルサスとFOXのTALAS 140 RLが激シブのバイクだった。私のバイクは、シングルでフルリジッド…この格差は何よ…で、マッタリ話していたら、下からまた1台登って来たのは、MTB歴15年の超ベテランさんだった。しかも機材はVoodoo BIZANGOで95年モデルらしい。この頃のVoodooは丹下のプレステージを使って、日本国内で製造していたような…かなり羨ましいフレームだった。こういうバイクとのつきあい方もいいなと思った。

お楽しみの下り
トレイルコンディションは全く問題なし。所々ぬかるんでいる場所はあるが、泥を跳ね上げるほどではない。乗車率はシングルスピードでも90%近くになる。シングルじゃなければ100%乗れるだろう。

あまりにもコンディションが良かったので、快調に飛ばしていたら…リアタイヤから嫌な音が…パンクだった。リアの空気圧は少しだけ下げ目で2.0気圧程度にしておいた。うーん、やはり、リアのデッドラインは2.5気圧ぐらいかな。

で、早速修理に取りかかったが、その場ではどこから漏れているか分からなかったので、予備のチューブに交換する。今回は新しく、シュワルベのチューブを投入した。新しいチューブの直径は、パナレーサーのチューブと比べると、格段と小さい。おそらくパナレーサーのスタンダードチューブの半分程度だ。以前、聞いた話ではシュワルベのチューブは、ブチルゴムの含有量を増やしているからゴムの弾力性が高く、幅広いタイヤ幅に対応できると言う事だった。パッケージにも、幅1.75 - 2.3と書かれていたので、問題は無いと思うが、ちょっと心配。

結局、修理に20分を費やして、問題無く復帰。そこから20分程で金比羅公園に到着。この時点では、フロントブレーキには問題は無かったが、ここからの半舗装路の高速ダブルトラックでフロントブレーキが死んだ。勘弁してくれ、一番重要な場所なのに。やっぱシマノのメタルパッドはダメだなぁ。レジンだと問題ないのに。

川で洗濯
下山したら、タイヤの泥を落とすために、武蔵五日市の駅から南下して秋川の川辺へ。川の中へバイクを浸けて適当に泥を落とす。ついでに自分も川に入って天然の水風呂に入る。下山したときは、10時台だったので、しばらく河原で本を読んだり服を乾かしたりして、過ごした。川で泳いだのは小学生以来だと思う。一応、まだ泳げました。次回は絶対に海パンと水中眼鏡とサンダルを持ってこよう。


調子に乗って川で遊んでいたら、背中を真っ赤に日焼けした。日焼けでこんなに焼けたのは小学生以来かも。日焼け跡で炎症を起こしている部分って、日光が当たるだけでも痛いんだね。1日開けた今日になって症状が悪化して、ものすごく後悔した。そういえば、学生のときに日焼けのし過ぎで入院した後輩がいたような。さすがに水ぶくれにはなっていなから大丈夫だと思うが、少し心配。今週は風呂が辛そうだ…

2010年7月13日

名栗方面でトレイルライド(6/21)

6/21。天気は微妙だったが、奥多摩まで山サイに行ってきた。本日のコースは、青梅線軍畑駅→湯基入→黒山→岩茸石山→高水山→軍畑。本当は軍畑→常福院→高水山の定番ルートにする予定が、欲張って遠回りしてみた。

今回の機材
今回もSurly 1x1を投入。ギア比は2.0。どうせ登りは担ぎになるだろうと開き直った。あぁ、早く新バイクが納品されんかのぅ。フルリジッド&シングルは地獄ですよ。

写真は東京駅で輪行バッグに入れたMTB。重量は12, 3キロくらい。ちょっと歩くくらいなら全然問題ない重さだが、自動改札とエスカレーターは結構辛い。ちなみに、後ろに写っているのはバックパックとヘルメット。
いろいろと後悔しました
軍畑の駅から北へ。そこから、名栗方面まで舗装路のアップダウンが続く。林道の入り口は温泉宿の「大松閣」の裏から入って行く。この林道は、「なちゃぎり林道」と言って、オフロードバイク(モーターサイクルの方ね)では結構有名な道。林道に入るまでに、5台くらいKTMに抜かれた。エンジンつきはかなりうらやましいぞ!!

40分くらい登って、ここがトレイルの入り口。なんだか暗いし…道があるのか?やっぱ、この先の尾根道を使う方がいいかなと思ったが…登りました。
えー。後悔しました。とにかく急な登りなので、乗車率は0%。こうなるとバイクはクソ重い単なる荷物。ガスってるし、倒木も多いし、暗いし、道は荒れ放題だし。MTBを担いで登るのはオススメしない。やっとこさ権次入峠(ゴンジリ峠)に着くと既に昼過ぎだった。MTB担いで3時間。かなり後悔した。

権次入峠→黒山→岩茸石山
乗車率20%。シングルで来たせいもあるが、上り返しがキツいし、岩と木の根が多いのでライン取りがひじょうに難しい。道も枝や倒木が多く、ほとんど担ぎになってしまった。この時点で体力を消耗しきって水も底をついたので、写真はナシ。岩茸石山には、一歩登るごとに悪態をつきながら登る。つーか斜面急すぎ。10回くらいバイクを捨てようかと思ったぞ。

岩茸石山→高水山→軍畑
岩茸石山から高水山までは、乗車率80%の極上のダウンヒルが続く。ほとんど乗れたので、15分で高水山下の分岐に到着。この時点で15時をぎていたのでタイムアウト。高水山には登らずに常福院を経由して車道で帰ることを決断。せっかく4時間もバイクを担いだのに、舗装路で下るってのは寂しいのう。でも、山は日が落ちるのが早いのでしかたがない。ちなみに、常福院の前の坂で飛ばしていたら、木の根に引っかかってジャックナイフ(前転とも言う)をメイク。左足の脛と大切な所を強打してのたうち回った。

車道のダウンヒルは速度が出て気持ちいい。でも、フロントブレーキが調子悪くなって、地獄のダウンヒルに変わる。シマノのメタルパッドは、ブレーキダストが溜まってくると、全く利かなくなる。水をかけるとダストが落ちて効きが復活するというアホ仕様だったりする。もしかすると、BRAKINGのウェーブローターとシマノのメタルパッドの相性は悪いのかもしれない。

軍畑駅にて
軍畑の駅で自転車を収納してたら、フレンチカナディアンの集団に写真を取られまくった。輪行が珍しかったらしい。最初フランス語で話してたからビビったけど、英語も普通に通じたし、(かなり)ノリのいい人たちで良かった。アイスの一気食いして、トイレに行っていて、電車に乗り遅れてたりして、リアルでドリフのコントになってて吹き出しそうになった。

今回学んだ事
  • 水は多めに持って行く方がいい。(今回は4リットルを消費した。途中で1回の補給。)
  • ちゃんと等高線を読んでルートを決めるべし。
  • フレンチカナディアンは美人が多くノリがいい。