2012年4月5日

フルリジッドは絶滅危惧種なのか

最近、山で会う人の大半はサスペンションつきのMTBに乗っています。感覚的な割合としてはフルサス60%、ハードテイル35%、フルリジッド5%と言ったところでしょうか。

フルリジッドに至っては完全に異端児です。最近はフルリジッドで山に行くと変態扱いされますもん。

で、ふと思ったんですよ。トレイルライドにサスペンションは本当に必須なのかと。

私はフルリジッドはサス付きには無いメリットがあり、直接的な比較はできないと考えています。メリットとしては、
  • 路面状況がダイレクトに分かる
  • 入力に対するバイクの反応が早い
  • ブレーキ時のノーズダイブが発生しない
  • 壊れない、設定が必要ない、メンテナンスが楽

特に、フロントの路面状況の把握については重要で、マッドな路面や濡れた岩場などでは滑り出しが分かりやすいです。また、バイクの挙動が不安定になった時に、立て直す動作も素早く反応します。

逆にデメリットとしては...
  • 速度が出せない
    • 路面追従性が悪く操舵性が下がるため
    • 正直、高速では手が痛い
  • 以外とブレーキの負荷が高い(速度が出せないので)
  • 乗れない場所がある(鬼岩場、ドロップオフなど)

ただし、デメリットについてはライディングスキルで何とかなってしまうのではないかと思います。以下は人様の動画ですが、フルジリッドでも技術があればここまで乗れてしまいます。
いやー格好いいですねぇ。スイッチバックの動きなんて惚れ惚れします。フォークはDMRのTrailBladeかな。

フルリジッドは得意・不得意がありますが、それを理解して乗る分には十分に楽しい乗り物だと思います。フルリジッド流行らないかな。流行んないよな。楽しいのに...

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