2011年5月3日

湯久保尾根は(登りが)キツかった

MTB野郎の間では90%以上の乗車率を誇ると噂される湯久保尾根に行って来ました。噂通りの乗車率でしたが、なんだかノリが悪い日だったので、グダグダした山行になってしまいました。

御前山までの登り
今回は奥多摩駅まで輪行し、奥多摩都民の森(体験の森)を経由して御前山下の遭難小屋を目指しました。大ダワ経由も考えましたが、以前に鋸山林道が通行止めとの話も聞いていたので、奥多摩都民の森経由にしました。

当日は奥多摩駅を9:30に出発しました。御前山までの道のりは前半が斜度10%程度の舗装路のため、奥多摩周遊道路を走れるくらいの体力のある人ならば乗って行けると思います。行程の半分を過ぎると、舗装路は登山道に変わります。ここからは、1時間チョイの押し&担ぎになります。路面は良く整備されており、根っこが多い場所等は迂回路が作られていているのですが、結構な劇坂なのとMTBが邪魔な所為もあって相当に難儀しました。ガンガン押して、ガンガン担いで、御前山下の遭難小屋にたどり着いたのは11:30でした。遭難小屋で食事をしてから出発しました。

湯久保尾根の下り
湯久保尾根に入る前にトラバース気味の道を下ります。ここは木の根が多くてマトモに乗れる感じではありませんでした。しばらくすると尾根道に出ますので、そこからは割と急なシングルトラックになります。他のトレイルと比べるとハイスピードな感じもありますが、滑落の危険性も少ないので上手い人ならば楽しめると思います。また、トレイルにはスイッチバックが多いため、それなりに乗り馴れた人でないと辛いと思います。私も後半のガレ場のスイッチバックはすごく苦労しました。

肝心の乗車率ですが、たしかに90%程度の乗車率でした。押した所は岩場で危険な箇所だけで、それ以外はほとんど乗って行けると思います。トレイル全体の雰囲気としては、金比羅尾根を急にしたような感じだと思います。また、根っこが多いのでAM系フルサスとかだと気持ちよく乗れると思います。なお、下山したのは14:30でした。1時間半の下りでした。

クラッシュしてのたうち回る
今回は2回クラッシュしました。1回目はバンクの着いたカーブを走行中にバンクから突き出た根にフロントを取られてコケました。コケた所に石があり、膝を強打しましたが、SixSixOneのニーガードのおかげで無事でした。今まではd3oのダライランシー特性を感じる事はありませんでしたが、今回ははっきりと感じる事ができました。「あんなに薄い素材なのに全然痛くない。不思議だな。」って感じです。ニーガードが無かったら確実に痣は出来ていたでしょう。

2回目のクラッシュは、結構な速度が出ているストレートで、木から下がっていた「つる」にハンドルを取られてコケました。久しぶりの大クラッシュでしばらく動けませんでした。体には擦り傷しかありませんでしたが、ウェア類が大破しました。
  • サングラスが行方不明
  • 「つる」との摩擦でグローブに穴が開いた
  • レインウェア兼、防寒着に穴が開いた
  • ヘルメットが凹んだ
こうやって見ると、本来体へ来るはずのダメージが防具関連が壊れる事によって吸収されているのが分かります。防具はケチっちゃいけないなと実感しました。

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